01:ほうれんそうなんて嫌い
こんなことがありました。
23:00になっても妻が帰ってきません。
携帯はつながらない。
いつものように、バッテリーが切れたままなのでしょう。
何事もなかったように帰ってきたときにはもう24:00を過ぎていました。
僕は、怒鳴りたくなる気持ちをおさえ、
「遅くなるのは構わない、でも連絡はしてほしい」と伝えました。
でも、返事はありませんでした。
聞こえなかったのではないはずです。こっちを見ていましたから。
あの、剥製のようなもう一人の顔で。
「連絡くらいしろっていってんだよ!!!」
もう我慢できませんでした。
そのまま、冷たい空気の中布団にもぐりこみました。
なにがだめだったんだろう。
遅くなるときに連絡をするのは 当たり前のことではないのか
わからなかった
どうしてもわからなかった。
ものすごく楽しくなくて別にいい。
ただ静かに一緒にいられたいい。
ただそれだけのことが どうしてこんなに難しいのだろう。
答えに辿りつくまでの小さな日記です。